■『ビオチン』と『ラクトフェリン』&『乳酸菌』 皮膚の健康に欠かせない成分として、注目されている『ビオチン』。 昨今、話題の成分で、栄養機能食品として取り扱われています。 また、母乳に含まれ、赤ちゃんの腸内環境を善玉菌でいっぱいにしてくれる『ラクトフェリン』。 こちらも、様々な働きが明らかになり、とても注目されている成分です。 ビオチンは、大きく分けると、ビタミンB群の仲間。 ところが、面白いことに、ビオチンは、食べ物からとるのではなく、 腸内細菌によって作られ、体内に補給されています。 誰しも体内で作られる栄養分である反面、腸内環境が乱れてしまうと、 うまくビオチンが生成されず、不足してしまうことも。 そこで、腸内環境を整えるラクトフェリンと乳酸菌が大活躍! 腸内環境を整え、ビオチンがきちんと作られる腸になるように、お手伝いします。 腸内環境を整えることは、お肌にもいいことだらけなのです! ■『ビタミンC』と『ヘスペリジン』 『ヘスペリジン』と言われても、ご存じの方は少ないのではないでしょうか。 『ヘスペリジン』は別名、ビタミンPとも呼ばれるポリフェノールの一種。 柑橘類の皮や袋、筋などに多く含まれています。 この『ヘスペリジン』の大きな働きの一つが、ビタミンCの吸収を促進するというもの。 つまり、ビタミンCとの相性がバツグン! よく考えてみてください、みかんと言えば、ビタミンCですよね。 その実が入っている袋や白い筋にヘスペリジンが含まれているのです。 つまり『ビタミンC』と『ヘスペリジン』が同時にとれるのが、みかん! 柑橘類は、本当にうまくできていますよね。袋や筋は捨てないで! たっぷり取りたいビタミンCは、こうやって効率よくとりましょう! ■『ビタミンD』と『カルシウム』 骨を強くする、イライラ防止など、様々な働きのある『カルシウム』。 不足しないように心がけたい、大切なミネラルですが、他の栄養素に比べて、吸収されにくいとされています。 この吸収を助けてくれるのが、『ビタミンD』。 ビタミンDは、脂溶性のビタミンの一種ですが、日光を浴びることで増えるという面白い性質を持っています。 人間も日光を浴びることで、皮膚で生成していますが、不足する分は食事でとる必要があります。 この二つをうまく組み合わせるには、ズバリ「御出汁」! 日光に当てて干した、干し椎茸はビタミンDがタップリ。 そして、カルシウムタップリのいりこやにぼし。 これを混ぜあわせてお出汁をとれば、旨味だけでなく、吸収率もUP! ミルミキサーで挽いて粉状にした、煮干しや、干し椎茸を混ぜ合わせておけば、サッと使えて便利ですよ! 体が元気でないと、お肌も元気にはなりません! ビタミンDには、ふらつき防止の働きもあるそうですから、骨を強くするカルシウムと一緒に摂ることは、 高齢の方にもよいかもしれませんね。 いかがでしたか? 食事は毎日摂るもの。 食べたもので体はできていますから、ちょっとした工夫で効率よく栄養素をとりたいですね! 美しい素肌を作るためにも、バランスよく、効率よく食べましょう! 次回もまた、素肌のために役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに(^▽^)